前回、婚活市場における、自然な出会いと人工的な出会いについて書いた。
なかなか反響があったのでまた婚活系の記事を書く。
今回は「ハイスペックの私がなぜモテないか」についてである。
まずは私のスペックをおさらいしよう。
【私のスペック】
ペンネーム:きりゆ
性別:男
学歴:慶應卒
職業:外資系企業勤務(当時)
年齢:27(1年前)
年収:同世代では高め
身長:180
顔:並
コミュ力:並
TOEIC:800
たばこ:吸わない
ギャンブル:やらない
やはり何度見てもハイスペックであり、こんな好条件なのに独身は奇跡であると言わざるを得ない。
なお、人生で彼女がいたときの最長期間はなんと6ヵ月である。
半年以上続いたという記憶が残念ながらない。
モテない原因を分析するために、
小中高時代の私はどんな人物像だったのか書くことにする。
【小学校時代】
当時、顔が王子顔だったせいで「王子」と女子から呼ばれた。
そこそこモテていたと思う。
とはいえ、女子とまともな会話をした記憶がない。
照れていたのだ。
【中学時代】
中1にて身長が170cmあったため、それだけでモテた。
入学して3か月が経ち、校内最速で彼女ができる。それも同時に彼女が2人できる。
2人の女子から告られたのだ。
どちらかを選択すれば良かったのが、スケジュールをうまくコントロールすれば両方と付き合えると考えてしまった。
しかし、やはり無理があり1か月で両方とも破談になる。
その結果、「生理的に無理」とのコメントを学校中の女子から貰った。
そこからは乱世が始まり、中学時代はとうとう女子とは無縁であった。
【高校時代】
中高一貫校だったため、学校中の女子から「生理的に無理」という呪いが継続されていた。
高校3年にてなんとか呪いが解け、なんと再び女子から告白をされる。
しかし、数週間付き合ったものの、「中高が共学にもかかわらず女子と無縁」という呪いが煩悩へと進化し、頭の中は女でいっぱいになってしまった。
このままでは大学受験に影響すると考え、フッてしまうことになる。
ここまで書いていて切なくなってきた(笑)
原因はおわかりであろう。
小中高にて、男が苦労するべき女子へのアプローチをまともに学んでこなかったのである。
共学であり、当たり前のように女子がいる環境をよいことに、
女子にリードしてもらうことに慣れ、かつ、
女子とコミュニケーションをまともにとってこなかったのである。
大学・社会人では、原則として男性から女性にアプローチすることが基本である。
逆の女性から男性へのアプローチのパターンは非常に稀であると思ってよい。
この当たり前の原則に気づいたのは高校を卒業してから何年も後であった。
話を戻そう。
原因を分析してわかったのは、私はモテないのではない。
いつかまた女性から声をかけてもらえるという幻想を抱き、デッドロック状態に陥っているのである。
おそらくこのような思考回路に陥っている男は私以外にも多くいるはずだ。
今こそ勇気をもって周りの女性に声をかけようじゃないか。
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