新卒というプラチナチケットは貴重に使うべきである。
私は大手外資系コンサルティングファームに新卒で入社し、4年目となる今年で辞めることになった。
この会社で得たスキルやマインドは大きいし、新卒でこの会社・業界に入って本当に良かったと思う。
(強いて言うならば、もう少し早い時代に生まれてきてこの会社に入りたかった。この会社はでかくなりすぎた)
退職することになった経緯は前の記事で書いた通り
改めて思うのは、新卒というプラチナチケットは貴重に使うべきであり、可能であれば大企業に就職することをお勧めする。
理由は下記の通り。
①教育体制がしっかりしている(ベンチャーでは社員を教育している余裕がない)
②大企業の戦い方を実感する。一方で大企業の弱点も把握することが出来る(これが特に大事)
③退職後の選択肢が広がる
④社会的信用的な(クレジットカードとか保険とか。とはいえ私はあまり詳しくないが・・・w)
⑤ベンチャーは新卒を採用する体力がない。大企業は中途を採用する文化がない(外資やIT・技術系は例外であるが。)
正直なところ④⑤はアレだが、私は特に②をメリットに感じた。
断っておくが、新卒でベンチャーに就職することを否定しているわけではない。
むしろ、リスクがとても高いベンチャーにプラチナチケットを使って就職するガッツと見込みがあれば、大企業なんかに就職するよりもはるかに早いスピードで成長できると思うし、なによりワクワクして素敵な人生を歩むことが出来るであろう。
一方で、大企業にしようかベンチャーにしようか迷うぐらいの状態であれば、何もプラチナチケットをわざわざ使わずに大企業に一旦就職してみたらいかがであろうか。
迷うぐらいの程度の決心ならまず大手に就職して血反吐を吐く。
ベンチャーに行くのはその後でも遅くはない。